CSI: Crime Scene Talks
第3話 (7x3)
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人通りの少ない路地で、若い男性の遺体が見つかった。”特別捜査対策室”のリーダー・佐倉路花(戸田恵子)は、被害者の顔を見てがく然とする。殺されていたのは、少年時代、路花が逮捕した山下駆(入江甚儀)だったのだ。窃盗の常習犯だった駆はその後、少年院に収容されたが、路花の支援もあって更生し、現在は清掃作業員として働いていた。遺留品を調べた糸村聡(上川隆也)は、駆の財布の中からキャラクターが印刷された古いカードを見つける。それはかつて子どもたちの間で大ブームを巻き起こした、チョコレート菓子のおまけだった…。
まもなく、事件当日、現場近くの料亭で駆が”見合い”していたという情報が浮上する。だが、確認したところ、料亭にいたのは駆ではなく、出版社の若き副社長・井野脇透(入江甚儀・2役)だと判明する。しかし、その矢先、透と対面した糸村たちは驚愕! なんと透は駆と瓜二つ…。実は、2人は双子の兄弟だったのだ。透によると、兄弟は幼いころ施設で暮らしていたが、透だけが出版社を経営する夫婦のもとに引き取られたという。もしや過去の確執からトラブルとなり、透が駆を殺害したのか――。糸村は遺留品のカードから、事件の奥底に潜む思いもよらぬ真実を導き出していく…。