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箱根の温泉 〜箱根はなぜNO.1の温泉に登りつめた?〜 (2018x14)
: 06, 2018
箱根を訪れるのは3回目になるブラタモリ!今回は温泉です。
箱根の年間温泉入湯客数は、なんと553万人!全国でダントツ1位ですが、江戸時代の番付では幕内の「前頭」でしかありませんでした。箱根の温泉は、なぜNO.1に登りつめたんでしょう?タモリさんが箱根湯本や強羅の温泉街を登山電車やケーブルカーでめぐりながら、知られざる“箱根の一大開発計画”に迫ります。
まずは「箱根温泉発祥の地」へ!実は江戸時代まで箱根湯本の温泉街は今の箱根湯本駅から少し離れた所にありました。奈良時代に発見され今も使用されている源泉。それを管理しているのが江戸時代から続く箱根湯本の旅館です。かつて箱根の旅館には「七湯の枝折(しおり)」という巻物が置かれていました。①湯本、②塔ノ沢、③堂ヶ島、④宮ノ下、⑤底倉、⑥木賀、⑦芦之湯。古くからある箱根の7つの温泉、それぞれのお風呂の入り方を書いたルールブックです。タモリさんはその挿絵に興味津々!後に、この枝折が人々に意外な使い方をされるようになります。その使用方法とは・・・?
続いて最新型の登山電車でタモリさんが向かったのは終着駅の「強羅」。今では温泉地として有名ですが、もともとは箱根七湯にも入っていない巨石が転がる荒地でした。そこを明治時代、最高級の高原リゾートとして開発する計画が持ち上がったんです。別荘地のために登山電車をひき、日本初のフランス式庭園「強羅公園」を造りました。強羅から見える「大文字焼き」も、今では当たり前の「温泉」も全て別荘のために用意されたものだったんです。今回は特別に今も残るかつての別荘にお邪魔